マインドフルネスとの出会い


こんにちは。

マインドフルネス・ファシリテーターTomoです。

瞑想との出会いの続きです。

効率重視のマルチタスクが行き過ぎると


マインドフルネスを知る前は、ヨガや瞑想タイムの緩やかで優しい時間だけ、身体や心の声を聞きながら、ゆったりとした気分で過ごし、日常に戻ると、忙しなく動き回るせっかちで、効率重視の、マルチタスク人間でした。

デスクを離れる時は、
コピー機の印刷物をとるついでに、軽く打ち合わせをして、必要な資料もとってきて、最後にデスクに戻るといった感じ。


効率はとても良いのですが、その段取りの途中で邪魔をされると途端にストレスを感じていました。

今振り返ると、合理的な行動による節約時間はわずか数分。

マルチタスクをやり過ぎると、時間がもったいないという気持ちがいきすぎて、心の余裕がなくなっていたように思います。



非効率の代表が「育児」


また、効率の対極にあるのが
「育児」。


子供は、本能に従って行動していく生き物。親がたどり着きたいゴールを目指した
行動をとっても、子供は、その時その時に「快」の感情を求めているだけ。


たとえば、
手を洗うという日常の行為でも、子供が手を洗うと、蛇口から出てくる水の強弱を変えたり、栓をして水が溜まっていく様子を観察したり、コップからコップに水を注いだりして、手をきれいに洗うという本来の目的からどんどんかけ離れていき、最終的に、お洋服も床もビチョビチョになるのは、よくあること。


効率重視な思考回路で育児をすると、こんな時は、イライラが増幅します。私の場合がまさにそうでした。


また、この時期、私はヨガ教室を主催したり、ファスティングや心理学についての
学びも深めていたため、自分の仕事や勉強の時間を確保したくてたまらないという気持ちもあり、息子と遊んでいるときも、頭の中は仕事や勉強のことで一杯でした。

だからこそ、家事や育児は効率的に終わらせたいという気持ちが高かったのですが、
息子と一緒にいると、着替えて出かけるという簡単なことにも1時間以上かかる始末で、
イライラは募るばかりでした。

当たり前のことが当たり前にできない、短時間で終わることに時間がかかってしまう、そんな小さな苛立ちが積み重なっていきました。



マインドフルネスを育児に活かすと心が楽になる


そんな時に出会ったのが、今ここに意識を向ける「マインドフルネス」でした。


目の前のものに集中すること。


たとえば、育児であれば、子供と遊ぶときは、遊ぶことに集中すること。


子供の表情を観察したり、手先の微細な動きの発達に気づいたり、なんでなんでの質問攻撃に、考えながら対話したり。


真剣に集中して遊ぶと「一人遊びしてくれないかしら~」なんて思いながら、中途半端に遊ぶよりも、ずっと楽しめるし、発見が多く、なによりも、この年のこの子と遊べるのは、今この瞬間しかない。親子でこうして一日中遊べる時期は、長い人生でわずか数年しかない。という大事なことに気づかされ、
マインドフルネスを取り入れたとたん、あれほどイライラしていた育児が、愛おしい時間に変わっていきました。

そして、育児に限らず、今、振り返ってみると、
上手くいっているときは、いつもマインドフルな状態だったと気づいたのです。

マインドフルネスだとい成績も上がる

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